道祖神を巡るーあの方と一緒に♡

2023年5月移住してきましたが、1年前から土地を整えたり家をリフォームしたりで仙台から伊豆沼に通っていました。道中お見かけする道祖神に毎度「こんにちは〜行ってきま〜す」「またね〜」と声をかけるわけです。「ち○ち○形の道祖神」これって縄文の「石棒」のつづきじゃないの?だんだんとっても面白くなってきました!

ここでは オ〜ティンティン神さんと呼びましょうか。そしてそのオ〜ティンティン神さんを探してみようと思ったわけです。

そして検索しては行ってみる!を やってみると なんとも素敵な集落にたどり着くんです。美しい日本の風景に。

旅の道連れは 「いぐねにおいで〜」で登場した「あの方」 鈴がついている あの方は車の中で嬉しそうに チロリン チロリン 

さ〜て今日はどんなオ〜ティンティン神さんに会えるか?どんな村だろうか?


大崎耕土ー世界農業遺産 「いぐねにおいで〜展」

宮城県北部の大崎市、岩出山ふもと内川からはじまる水脈を使った広大な耕土が世界農業遺産となっております。田んぼの合間に「いぐね」と呼ばれる防風林に囲まれた家は昔の生活を今に伝えるものであります。2020年夏、いぐねのギャラリー「母屋」さんにて、いぐねの隅々まで観て歩ける楽しい展覧会を催しました。


南部神楽と法印神楽


登米市米山の「水かぶり」を見に行った際、近隣の神楽を観ることが出来た。その奇抜なヘアースタイル、お面や衣装が面白くて、次々観ることとなった。

「南部神楽」は宮城県北部、岩手県南部でまだまだ盛んにおこなわれています。歌の要素、芝居の要素があって地元の方々の娯楽にもなっております。神楽大会の会場は 軽トラックがぎっしりで 日に焼けた農家の方々がビールやお弁当を買い求め楽しげです。

「法印神楽」は 主に古事記の内容をもとにしていて、神社等で奉納するために舞っていたものです。限られた人だけが伝承してきたもので大変興味深いのですが、そのことが継承を難しくしているのかもしれません。お面や衣装も古く面白いですよ。

2018年、それら神楽をイラストにし、大阪弁をつけてみる!という展覧会をいたしました。アホやん!


「金売吉次のものがたり」ー長下田神楽より(南部神楽)

義経の旅に同行したとされ吾妻鏡にも登場する金売吉次 栗原では三つ子だったとされています。金が採掘されたこの地域らしいお話ですよ。

オロチ退治ー淺部法印神楽より

古事記より、ご存じ スサノオの「オロチ退治」です。オロチの表現は笹をおしりにふさふさとつけています。着物でお顔を隠しているのも面白いです。南部神楽でも同じ演目がありますが、舞台いっぱいにヘビが現れ 退治されると血が噴き出す!というものも観ました。同じ演目の表現の違いを観るのも楽しいもんです。

画像はすべて著作権で保護されております。無断で使用することを禁じます。©miya takaki/atelier mi

ジョナサン・ハンター, 東京都墨田区押上1丁目1−2 東京スカイツリー
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