関西弁の私が覗いた ディープ東北

大阪育ち、東京の生活も長かった私ですが、現在10年以上仙台に暮らしています。

息子はこっちで育ったので仙台っ子ですが、私としては歳のせいか仙台人になった感じはまったくありません。しかしながら東北の「まつり」「神楽」など、たまげるものを観ることは めちゃくちゃ楽しく、たぶん、地元の方々も行ってへんのんちゃう?ってな

しびれるものを紹介したいと思う気持ちが大きくなってきました。

 

イラストにしたり、写真を載せたり、文章にしたり、あの手この手で伝えます。

お楽しみに〜。

平成29年7月

 

 

● れきみん秋祭り2017ー雄勝法印神楽

雄勝法印神楽 初めてみました。栗原あたりの大衆向け神楽の雰囲気と、早池峰神楽の修験者による伝承の神楽との中間ぐらいに感じました。

腰を微妙に振って舞うのが特徴的でセクシーでしたよ。

 

日本武尊と、岩長姫の戦いのお話ですが、

おとろしい岩長姫が、舞台に設らえてある木組みの上に立ち上がるぶら下がるで、

大盛り上がりです。

 

岩長姫を調べてみたら、

オオヤマツミカミが、娘の岩長姫(長女)とコノハナサクヤヒメ(次女)の二人を

天孫降臨に出てくるニニギノミコトのところに嫁に行かせたら、

岩長姫は お顔が不細工なので返された!っちゅう話。

その岩長姫の恨み節で、人間の寿命は短くなった!ってな話が出てきます。

おもしろいわ〜。

こうやって、神楽観た後、古事記や日本書紀のことを知るのは

めちゃめちゃ楽しいことですよ。

さぁ、レッツ 神楽鑑賞!!

 

 

平成29年11月11日

● れきみん秋祭り2017ー川前の獅子踊り剣舞

きゃわいい獅子踊りに、キュンキュンやがな〜!(平成29年10月28日)

 

獅子踊りといえば岩手県のイメージですが、宮城県でもやってるんですねぇ。

それも青葉区ど真ん中でっせ。(我が泉区にもあります。)

岩手の真似してやってるだけかと思ってたんやけど、400年以上の歴史があるらしいわ。こっちの獅子踊りが原型残ってる〜いう話もしてました。

ほんで、どんなもんやろか?楽しみにしてましたが〜

テントから飛び出してきた大小9頭のお獅子、かわいい!めっちゃかわいい!たまら〜ん。

首を振ったり、足を踏みならしたり、まるでかわいい鹿達やねん。

お獅子の背中から突き出てる棒、岩手県でみられるような棒は なが〜くて特徴的なやねんけど、こっちのは60cmやて。それが なんかかわいい。

被ってる衣装の下に太鼓を内蔵してます〜。

目の周りの毛は 黒で熊毛。毛フェチにはたまらんねん。

後ろ髪は カラスみたいな黒々した羽で出来てます。

衣装は 仏教的な色使いで、伊達家の紋章が入ってまして、

伊達家にも庇護されてお印らしい。

 

小さい小さい子供の唄が始まりました。

なにいうてるのかさっぱりわからんねんけど、呪文みたいなお経みたいな!

長い長い唄やねんど、よく覚えてるわけよ。ほんで、フニャフニャで唄うわけよ。

(この唄も400年前のそのまんまやねんて。)

それに合わせて、鹿どもも踊ったり、唄ったり、太鼓ポンポコいわせたり。

なんや このメルヒェ〜ン❤️

そうです、まさに宮沢賢治「獅子踊りのはじまり」だったのです。

キューン。

 

唄の中身を知りたい。

課題を残しました。

こちらは 剣舞。

獅子踊りとセットで舞います。

 

先日、岩手県の剣舞みたんやけど、

勇壮な若者の舞やってん。

こっちは ふざけた面。

太陽、月、中(どういう意味?)を頭にのっけてるし、なんか笑ける。

ダンスものんびりめ。

舞手はお年寄りでした。

秋の青空の下で観ると、なんか運動会やってる気分になりました。

 

 

6人の剣舞さんと、

一人のへんな傘かぶった女性(中身はおっちゃん)が、

中心にいはるねんけど、ゆらゆらしてるだけで去っていきました。

 

なんとも妖怪的でナイス!

 

⚫️ 蜂子皇子と出羽三山

平成29年10月18日

 

山形県の出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)開祖の、蜂子皇子って何者で、何しはったん?

出羽三山ってそもそも何? 修験者ってそもそも何? なんで即身仏がいっぱいあるん?

これは かなりのディ〜プやな。

ヒッヒッヒ。

蘇我氏と物部氏が戦っている時代のはなし。

「蜂子皇子のものがたり」

はじまりはじまり〜

 

第32代 崇峻天皇が、蘇我入鹿の刺客により殺された。

 

崇峻天皇の息子であった蜂子皇子も こりゃやばいで!

と、いとこ聖徳太子のススメにより、丹後の由良から舟を出した。

 

蜂子:かつて聖徳太子も旅した

「出羽国」を目指すとしよか。

 

 この頃日本には

仏教が入ってきて、昔からの神道と混ざり始めとったんちゃう?

排仏派もおったみたいやけど、

蜂子皇子は仏教取入れ派。父が死んだ時588年信仰の道を歩むことに。

 

ちなみに、崇峻天皇の次は推古天皇。初めての女帝。

古事記に書いてあるのは 推古天皇までの話。

これから書くのは 推古天皇の時代の出羽の話。そう思ったらオモロイやろ。

 

日本書紀にも、蜂子皇子が 崇峻天皇の息子であることは 書いてあるけど。

出羽に入ってからのことは 書いてない。

出羽の開祖と蜂子皇子が結びついたんは 江戸の初期やねんて。

宮内庁も、蜂子皇子の墓は管理してはるから、ほんまの話と信じたいとこやな。

宮内庁って、何を知ってるんやろな!

ヒッヒッヒ。

 

蜂子皇子の容貌。

 

江戸初期記された

「羽黒山縁起」によると、

 

なになに、

悪面限りなく!やて。

 

お顔の長さ:約58cm

鼻の高さ:約9cm

耳の長さ:約30cm

目、口は さけて髪まで届く。

 

肌の色は黒く、

その声を聞くもの、驚き騒ぐ!

 

 きゃ〜っ!化け物〜!面白すぎる。「羽黒山縁起」検索して原文読んでみてぇ〜。

木彫も、肖像画(江戸初期)も、そのような おとろしげなものが残されています。

ヒッヒッヒ。

 

この容貌に関して、色んな人が色んな仮説で面白いねん。

*蜂子皇子外国人の血説。(この時代はわりかし外国の方が渡ってきてたみたいやし。崇峻天皇も、そもそも黒かったんちゃうか?とか)

*人々の苦しみ悩みを聞いてたら こんなお顔になっちゃった説。

*苦行をいっぱいしたらこんな顔になっちゃった説。

*山の神や犬神(狼)を象徴した容貌にされちゃった説。

 

丹後由良海岸を出発して

越前、越後、佐渡島を経由

山形県の由良海岸です。

 

八人の乙女が、海産物を手に

岩場と洞窟を行ったり来たりしています。

乙女の笑い声や、歌う声で、

楽しげです。

 

なんやええねぇ〜❤️

蜂子皇子は 声をかけます。

「やぁやぁ 可愛らしいお嬢さんたち、僕、こんな顔してるけど、天皇家のお坊ちゃんやねん。

いろいろあって奈良 離れたんよ。皆さんの苦しみとってあげたい!っちゅう ものすごい大志抱いてますねん。ほんで出羽の霊山さがしてるんやわ〜。」

 

乙女1:「a-ha! オーライ!ここが出羽やねん。霊山は東へ行ったらありますよし。」

 

 

昔の庄内平野は ひたひた海やったみたいやね〜。

 

したがって 蜂子皇子は

もう少し舟で東に進むわけよ。

 

んで、陸に上がってから山の方に かき分けかき分け進んで行ったら、村があって、蜂子皇子を暖かく迎い入れてくれはってん。

旅の疲れをとりながら、

仏教のありがたいお話なんかを

皆さんに したんとちゃう?

しらんけど。

 

村人は「あの霊山って、やばいで!めっちゃこわいねん。あんなとこ行かんと、もっとお話聞きたいし村におってぇ〜」と懇願したけど、

皇子には大志があるからな、留まってられへんわけよ。

「アディオス!皆さん おおきに皆さん。」

 

目指す霊山は もうちょい。

木陰でお昼寝しとこ〜。

 

グゥー、グゥー、グブッ、ブヒッ、

 

夢に、白いお髭の翁が出てきた。

「この先、道が二手に分かれとる。

桔梗の花が なびく方に

進みよし〜。」

 

目が覚めた皇子は 桔梗のなびく方に進んで行った。

 

夕暮れ、暗くなってきたし休みたいな〜と、思ってたら、

玉さん、っちゅうおばぁさんに出くわして、「今夜はもう遅い。泊まっていきなはれ、山に入る道は明日教えてあげるさかい。」

 

どんどん山に分け入った皇子やねんけど、

「どっち行ったらいいか分からんようになったわ。」

困ってたら、

3本足の八咫烏(ヤタガラス)が

「こっちこっち、こっちやでぇ〜」

と、先導してくれるやん。

 

どんどん着いて行ったら

とうとう八咫烏が木にとまって羽を休めはった。「えっ!」その木の根元が光ってますやん。

皇子は急いで木の葉かき分けたら〜。

 わ〜お!観音様が現れた。

 

「おっしゃ〜、ここで修行するわ。」

 

 ここは「阿久谷(あこや)」と言われる地でありまして、現在も一般人立ち入り禁止。

入ってみたくば、山伏修行をせねばなりません。

修行の最後の地やねんてぇ。

 

皇子は 滝にうたれ、木の実を食べ、

修行修行の日々。

充実の日々。

 

そこへ 猟師がやってきた。

「国司さまが病で動けなくなりました。助けておくんなはれ!!」

 

皇子は「わしゃ医者やないけど、行ってお祈りくらいはさせてもらお〜か〜。」

 

皇子が着いたとこで、えらいっこっちゃ国司さまの家が炎に包まれた〜!

国司さま、慌てふためいて家から ぴょ〜んと、飛び出してきたがな。

 

蜂子皇子「おや、国司さま、立ち上がってますや〜ん。」

国司さま、猟師、村人、「あれま、ほんまや〜」一同笑。

家は いっさい燃えてまへん。蜂子皇子の神通力でんな。

 

この一件で、蜂子皇子は 山中にお堂を建ててもらいました。

羽黒山開山です。

蜂子皇子は 人々の苦しみを能くとり除いてくださる方、「能除仙」(のうじょせん)とか

能除太子(のうじょたいし)と、呼ばれるようになったそうな。

 

羽黒山で修行を続ける皇子に、

夢でまた八咫烏が現れ、

雪に覆われた大きな山に飛んで行った。

 

「こんどは そっちかいな。

行けっちゅうわけやね。」

 

皇子は雪解けを待って、その山に入って行った。

頂上にたどりついたとこで、

阿弥陀さまが目の前に現れた。

 

「よぉ来たね。ここはねぇ〜、夜と死後の世界をつかさどる月の神様いらっしゃるとこ。」と、言わはる。

 

お堂を建てて「月山」開山です。

 

神様は 月読命(ツクヨミノミコト)わわ!みごとな神仏習合やなっ!

 

さらに進んだら、くだり坂です。谷の下に光り輝いてるとこがある。

一生懸命祈ってるうちに、皇子も光に包まれてきた。

なんか色んな苦しみが全部とれきて、みずみずしい生気が溢れ出てくるではないかいな。

そしたら今度は「大日さま」が現れた。

「よぉ来たね。青い宝珠と、赤い宝珠 あげるねぇ〜」受け取った皇子は ありがたや〜と祈ってましたら、岩からお湯が湧き出てきましてん。

 

はい、湯殿山開山です。

 

「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」芭蕉

湯殿山の 御神体のことや、詳細は 語ってはいけないのである。

ヒッヒッヒ

 

青い玉(水の玉)は月山に納めました。

「玉川」です。

 

赤い玉(火の玉)は荒沢という地に納めました。

「ひじきり荒沢不動」です。

灯された火は大事にされとったけど、明治の政治混乱で消されたんやて。

 

 

 

開山後

皇子が持ってきた五穀(米、麦、あわ、豆、きび)で、村人たちの暮らしは良くなり、

熱病など流行病に苦しんだ際は、皇子が祈ってくれはった。

 

 しかし、とうとう

 

皇子79歳 641年6月20日

「出羽霊地を探してここにたどり着いて50年あまり。そろそろ去りますよって、

あとは皆さんで あんじょう暮らしておくんなはれ。」

 

人々の苦しみを背負い、おとろしい容貌だった皇子が、おだやかなお姿になって、

ゆっくり現れた雲につつまれ、

月山のかなたへ 

消えて行きましたとさ。

 

しらんけど。

 

 

参考資料:羽黒山縁起、山形県鶴岡市羽黒町観光協会「はちこの皇子 物語り」

 

ってなわけで、出羽三山の開祖蜂子皇子のお話でしたが、

高野山でいうたら空海さんみたいな感じやろか?

山伏でいうたら7世紀の役行者(えんのぎょうじゃ)が開祖ってことになってるけど、

蜂子皇子の方が先やね。

山にガサガサ分け入って修行するって、どっからきたんやろ?

中国の仙人やろか?

「山の民」けっこうおったみたいやから面白いわ。

柳田國男の「山の人生」

内藤正敏、松岡正剛の「古代金属国家論」なんかも読んだ。

山の薬草、鉱物を知り尽くす修験者や山の民は なかなか力を持ってたみたいやね。

 

なんせ、ディープ東北!山の民はかかせへん。

ディープ日本!も、山の民はかかせへん。

 

⚫️ 湯殿山の即身仏

江戸時代初期から、湯殿山にて即身仏になりに入ってはるねんけど、

死んでからミィラにされるんとちゃいまっせ!自分でカラカラになって死にはるねん。

なんやねん。人間ってなんやねん。

んで、なんで湯殿山なんやろねぇ〜。

⚫️ 金成(かんなり)社会見学ー金売り吉次を巡る旅にすり替わった

平成29年9月1日

 

栗原「神楽大会」観に出かけたら、日程間違いだった!

さて、こんなに遠くまできてどうしようか?と、考えたら、

行ってみたかった「金成」(栗原市金成)が近い。

「よっしゃ行ってみるべ。」

木造の、旧小学校校舎が金成歴史資料館になってます〜。

そこで金成の歴史を少々勉強!そしたら「炭焼藤太夫婦の墓!!!」と、

地図にあるやんか〜。

「炭焼藤太」いうたら、このページの頭のイラストの3兄弟「金売り吉次三兄弟」のお父さんでっせ〜!わ〜い、わ〜い、資料館の館長さんに くわしく行き方教えてもろた。

吉次三兄弟の家だったと言われてる神社も聞いたぜ!

 

にゃはは、こりゃ〜楽しい旅になりそうじゃ。

 

資料館のおとなりは、日枝神社です。

小さい小さい神社やねんけど、

この中に可愛い絵が沢山ありました❤️

鹿、虎、人、めちゃかわいい。

天井も大根の絵やらいっぱい。

 

幕の奥には可愛らしいお人形もあるのだけど、遠くてあんまり見えへん。

 

 先ほどの資料館では

写真で見られました。

 

 

さてさて、この吉次三兄弟の

お父さん「藤太」

お母さん「おこや」ですが、

 

どこまで伝説で、どこまで

ほんと〜のことか?

藤太夫妻が「金」を見つけ出すお話は語り継がれてるし、他の場所にも藤太の伝説が残ってるわけですが、

 

お話は ざっとこんな感じ。

 

炭焼をして、のんびり暮らしてる藤太のところに、京都の長者の娘おこやが「お告げがあった」と、はるばる嫁にきます。

夫妻は仲良く暮らしてます。

ある日、おこやが砂金の入った袋を藤太に渡して「これ売ってきて〜!」

いうから 袋持ってでかけた藤太やん!途中で鴨撃ちしたら砂金を沼にながしてしもた。

がっかりする おこやに、「そんな砂金なら こっちにいっぱいあるねんで!」と藤太。

あるはあるは 金! 金の価値を知らんかったんやな。

それからえらい金持ちになって、その息子ら「吉次、吉内、吉六、」の伝説へと繋がっていくわけですな!

 

三兄弟の伝説には 牛若丸(義経)と一緒にありますから、

奥州では人気の義経ですよってに、吉次兄弟の話は盛り上がるし神楽でもやるんですな。

 

この奥州の金は 奥州の黄金文化をささえ、

奈良の大仏を金ピカにするんでっせ、なんや おもろいな!

 

「炭焼藤太夫妻の墓」

ナビに入れても あらへんよ!

 

4号線を北に走って右側に金成温泉が見えたら左にすぐ曲がります。

 

曲がってからは わりとすぐ。

駐車場があって看板も!!

 

 

 

階段のきってある山を少しだけ登ります。

 

あった!あった!あった〜!

 

私、

「金売り吉次三兄弟の神楽をみてから、

イラストしにてみたんです〜。

ほしたら吉次三兄弟のことに興味持ってしまいまして〜、ここまでたどり着きました。

おおきに〜ありがとうございます〜。」

と!

鈴を振ってご挨拶。

「あぐりっこ金成」で、

シソジェラート食べて、

うまっ!

4号線を仙台に向かおうと思ってましたら、

 

「吉次兄弟のふるさと」とかなんとか看板を見つけまして、看板のままに曲がってみました。

 

兄弟が住んでいた家が神社になっている

ってことやんたんですが、

道路は封鎖されていて、車を降りて

一人歩くには 山の中やし ちょっと怖いやん

 

金売吉次をめぐる旅は ここまで〜。

あ〜面白かったな。思わぬ旅ができてよかったな〜❤️

 

余談ですが、

金成の資料館館長の話やと、

三兄弟は「三つ子だったと言われてます」と!

かわいいやん。

我が住んでる町の小学校にも 三つ子の女の子が住んでまして〜、同じ服きてるから、

面白くて釘付けになるねんけどな!

 

⚫️ 久々に行ってきたでぇ西馬音内盆踊り(にしもない)

平成29年8月16日

 

初めてこの盆踊り見たんは 10年くらい前。息子が2歳くらいやろか?

東北の大地や、暮らしが 私には相当珍しかった頃だった。

今現在と違って、峠を越えなければいけなかったので、果てしなく遠く感じたし、

大量のトンボがとんでたのを思いです。

駐車場から歩いて、盆踊り会場に入る川を越えたら、暗闇に急に赤い提灯が下がっていて

その怪しげな雰囲気に圧倒されたもんだよ。

 

 

今回はどうか?

駐車場に車が停められなくなることを考慮して、お昼に到着。

時間を持て余して「西馬音内盆踊りレクチャー」に参加してみた。

参加してるんは 大阪や東京の若い方も多くて、人気が出てる感じがした。

アラバキとかフェス内でも西馬音内盆踊りやったりするんかな?

若者とりこむことに成功してるんちゃう?

 

太鼓や、踊りをレクチャーしてもらって、その複雑さが魅力的。

簡単には参加できへんわけよ。もしも盆踊りに参加したいと思ったら、

コスチュームもダンスも完璧に準備しておかないといかんわけよ。

つづく

 

⚫️ おもしろパターンで表現 杉沢比山(すぎさわひやま)ー山形県杉沢熊野神社

平成29年8月15日

 

比山番楽 (ひやまばんがく)に、行ってきたぞ。

 

鳥海山の麓、山形から秋田の神楽を「番楽」っていうらしいねん。

 

鳥海山に入ってた山伏、修験者が舞っとったものが、伝わってます〜。

鎌倉時代には すでにあったみたい。

国重要無形民族文化財に指定されてます。

 

 

山形県酒田に宿をとり、宿には遅く帰ることを伝え 夕方出発。

鳥海山はべろ〜んと広がって緑緑してる。なんて綺麗なんやろう!

その周り庄内平野は田んぼ田んぼ、ず〜っと広がる田んぼ。

お米が実りつつあって、やっぱり緑緑。

天気も良し。スンバラシイお盆の1日。

そんな緑の間を青色の我がポールちゃんで走る。

 

鳥海山の裾野を少しずつ登って遊佐町。

右に鳥海山が まだまだ広がり、こんもり木々に囲まれて杉沢比山神社 到着。

提灯が 今日の番楽を盛り上げてる。

キュッとちいさくまとまった神社。かわいらしいやん。

地元の方々が、ぼつぼつ集まってきてます。

遠くから来てるマニアもいるんやろか?

所沢ナンバーとかあるなぁ〜

神社の階段に柱を建てて、神社の前に突き出るように神楽殿が出来てます。

殿にも提灯が 下がって、盆踊りのやぐらを低くしたみたいな趣。

 

「月山」に対して 

「鳥海山」は「日山」

「日山」→「比山」が、語源ではないか?ってな はなし。

 

 

 

*8月 6日 仕組み

 

*8月15日 本舞 

     19時〜21時30分

 

*8月20日 神送り 

 

本舞を鑑賞しました。

 

さてさて、はじまりま〜す。

 

 権現様(おしし)が出てきた。水玉でかわいらしい。

中に入る方の装束も、揃いの水玉でした❤️

 

権現様が、ぐるっと殿を回って、歯を打ち鳴らして

お清め。

 

はじまりはじまり〜。

 

 

 

 

「番楽」ばんらく

のんびりした唄と太鼓。なんや激しい早池峰とはえらい違いやん!

白面が舞う。めでたいな、と、舞台を清めて舞う。最初の演目。

 

「三番叟」さんばそう

五穀豊穣の舞。

小6の男の子が舞いました。この子、3年生から舞ってるらしい。

殿の下から かぶりつきの子供らがおもろいねん。

男の子の友達らしいねんけど、ぺらんぺらんの夏の格好の女の子!

たぶん男の子が好きなんやろな〜!ニヤニヤしてかぶりついとる。

DSで写真撮りまくってる子供、やんややんや チビ達。

舞台の上では 神事である神楽やってるのに、周りの子供らは近所の夏祭りに来てるのと変らんわけよ。舞ってる男の子も わろてしまいますわな。

 

大人もべつに注意せんし、のんきでええわ。

 

「みかぐら」

鳥兜の舞、鈴と扇で舞う。雌鶏二人。

ここの水は昼夜汲んでも濁ることもない。

花の咲くここらで静かに舞っている〜 という囃やて。

なんや、ポエムやな。ええな。

 

「鶏舞」

鳥兜。

天岩戸の前で歌った故事にならって、神の御前で雄鶏雌鶏が戯れ合う。

 

「翁」おきな

白い翁面。長命を祈る舞。

待ってましたとばかりに、カメラマンが、わっと押し寄せました。

爺面、美しい着物、重い舞 に、吸い寄せられとる!

 

「景政」かげまさ

厨川の戦い、八幡太郎義家の家来 鎌倉権五郎景政は鳥海弥三郎に左眼を射られた。

景政は矢を抜かず3日も弥三郎を 探し求め、その矢を射返す。

おっそろしい話やな〜。しかし舞とお囃子の方は のんきやで。

 

ここで、ちょっと、杉沢比山の特徴。

 

さっさっさ〜

こ〜りゃ〜

は〜〜〜、は〜〜〜、

さっさっ

お〜う、

さっさ〜、

 

独特の

おきまりの唄、お囃子、

おきまりの舞がある。

 

この舞が、登場人物が変わっても

どの演目でも、繰り返しやってます〜。

 

かっこええような、のんびりしたような、独特ですねん。

感情的でないねん。型!やねん。

たぶん形作った山伏が いはったんやろうけど、地域で表現の違い、おもろいでな〜。

 

「蕨折り」

蕨をとりに山へ入った娘さん。

川が増水帰れなくなった。

老いた船頭と妻になる約束で渡してもらう。

1日おヒマをくださいと、娘さんが立ち去ると、

ドサ(道化)が現れ、

先頭に「娘は天子様の后になって栄華に暮らしてるよ」と。

先頭はがっかりして川に身を投げる。

そうして、ドサは娘さんをいただいていく。ってな、狂言みたいなコーナー。

ドサの面が、なんか怖いねん!

大阪の民族博物館にあるようなやつ!パプアニューギニアとか?

 

「高時」

北条高時が、田楽法師に化けた烏天狗にからかわれる有様。

「ガオー」鬼登場。高時は鬼を倒しました。

(ここでは がんばった若者としてとらえてるねんて。)

 

「曽我」そが

曽我物語から、兄 十郎 弟 五郎が、父の敵討ち、工藤祐経を切りつけ、本望をとげる。

 

「しのぶ」

信夫の太郎景時、陸前高舘の戦いにて、弓を引き、太刀を振り、散々敵を倒した。

その表現として、小太鼓を持った舞。鳴らしてみたり、座ってみたり。

 

「大江山」

源頼光と渡辺綱の

大江山鬼退治のはなし。

 

「猩猩」

酒好きの想像上の動物。

赤い毛で全身覆われてるととか、酒で赤くなってるとか、赤い装束で舞う。

刀を持ったままの でんぐり返しや、

刃をくわえての逆立ちの

曲芸風舞。

 

まとめ

半分くらいは 武者のはなしやったな。

仇討ちだの、バッサバッサと敵を倒す勇者だの、

重たいはなしやったりするけど、全部同じパターンの舞で表現するわけよ。

「さっさっさ〜、こ〜りゃぁ〜」っと、なるわけよ。

息子なんか、すぐ覚えて舞えるわけよ。

お囃子、唄、のんきで独特なんは 魅力?魔力?がありますよ〜。

 

小さな田舎の神社で、地元の人に混じって焼きそばとか食べながら、

うん百年続く神楽を観る楽しみよ〜。

え〜な〜。

⚫️ 八戸三社大祭で、一斉歯打ち

 平成29年8月2日

「えんぶり」の際、八戸のハッチ(仙台でいうところのメディアテーク的な!)で、

時計に合わせて からくり人形の 権現様(お獅子)の一斉歯打ちを聞いた。

ラーメン屋さんのおばちゃんからも、一斉歯打ちのはなしを聞いた。

本物聞いてみたい!と、思ってたら、すぐにそのチャンスはやってきた。

 

八戸三社大祭の山車の合間に権現様のお通りがあるとのこと。

早池峰神楽の興奮冷めぬまま、北へ北へ。

夏の東北の風景。黄色いルドベキア(ひまわりを小さくしたような!)が元気いっぱい咲いとります。

 

駐車場が、どこも満車で焦ったが、某パチンコ屋さんが有料で停めさせてくれた。ナイス

 

 

まんず、ド派手な山車に、ぶったまげ!

なんや、なんや、何がしたいねん!!小林幸子、リオのカーニバル的な世界。

これでもかっ!

これでもかっ!

これでもかっ!

 

これらが、電柱や橋に合わせ、伸び縮みしたり、左右も たたんだり、広げたり。

クレイジーな世界やん。

 

かなりの数のクレイジー山鉾が いました。

山鉾はユネスコ登録もされましたね。

こういうゲバゲバカオス趣味は 人間にひそんでるんやな。

日本各地にあるもんな。

この手の祭り。

あたしゃお腹いっぱい。

一回見たら十分やわ。

 

権現様ど〜こですか〜?

彼らを求めて、走る走る。

お通りが終わってしまってたらなんの為にはるばる来たやら。

 

警備員のおっちゃんに、聞いたら、

もうすぐ通るけど、

歯打ちしてくれる場所は わからない。と。

 

キターっ!!!

 

天狗が先頭を歩いてきた。

これは猿田彦神やな。

皆さんは 道案内をするのは猿田彦さん!であることは 早池峰神楽で学びましたね。

 

んで、どちらさんかしらんけど、雅な方がお通りになって、

 

ついに、権現様が2列になってゾロゾロやってきたでぃ。(40頭らしい)

キャ〜どこで歯打ちしてくれるんやろか?

と、祈るように見ていると、

 

横で構えとった幼稚園児と先生達が、「やってぇ〜!」

ほな私も「やってぇ〜!」と。

 

すぐさま答えてくれました。

 

リーダーの合図がありますと、

ガン ガン ガガンガ ガガンガ ガン ガン ガガンガ ガガンガ ガン ガン ガン、

40頭が、一斉に歯を打ち鳴らします。

 

やったぁ〜、わ〜い、きもち〜い❤️

背の高くて、黒いお顔は 早池峰山の権現様と同じ。

 

その後ろは 虎ちゃんの集団。

口が食虫植物みたいやん。

 

虎ちゃん達は 沿道のお客さんらの頭を食べてくれます。

獅子舞みたいに、邪気を払ってくれてるんですわ。

中に入ってるんが、ほとんど小学生やねん。

虎ちゃんの口の中から目が合ったりする。

 

ひょっとこも たくさん。

彼ら、子供にはキャンディくれたりします。

虎ちゃん集団のうしろ〜の方に、

小さい虎ちゃんが、

 

ちょこちょこちょこ、

 

なんやなんや、かわいいぞ。

 

集団からは はぐれちゃってるけど、

しっかり皆さんの頭にかぶりついて回ってます。

 

素晴らしいプロ根性!

 

中身は

幼稚園児か、小1ってとこやろか?

可愛すぎるやん。

がんばれ!

 

 

まとめ

ド派手な山車は 毎回作り変えるらしいねんけど、

青森は「ねぶた」「ねぷた」と、有名やんか、客もすごい。

八戸も「もっと」「もっと」「もっと」と、

負けてられへん!って感じやろか?

コンクール形式にになって戦ってるんが、さらに煽ってるんやろね。

 

それらのお通りの間に、権現様らもお通りするんやけど、

こっちはいいでな!同じことの毎年繰り返し。

地元の子供らも「歯打ち」をめっちゃ楽しみにしとったよ。

歯打ちの音をしっかり聞きたいから、女の子が横の男の子「し〜っだまって!」言うてた。

子供らは 毎年この音を聞いて大きくなんるやな〜。

 

ギンギラの世界と、伝承されてる権現さまの歯打ちと!

両方楽しめる祭りなんやな。

どっちも人間の表現なんやな〜。

 

⚫️ くぎづけやん 早池峰神楽(はやちねかぐら)

平成29年8月1日

 

さぁて、早池峰神楽について書くぞ!!

早池峰神楽のことが書きたくてこのコーナーを作ったようなもんやねん。

 

10年くらい前に訪れてから、

たびたびyoutubeめくって恋い焦がれておりました。

 

早池峰神社内でやる神楽は

1月お正月と、8月1日前後、何かと訪れにくい状況が続いてましたが、

ついに行ってきたでぃ。

 

早池峰神楽のことを書く前に、

早池峰山、早池峰神社がどこにあるかを書いておこうと思う。

 

 岩手県の地図をざっと書いてみた。山ばっかりやねん。

左よりに縦に伸びてるのが東北道。

東北道は まぁ低い土地を走ってるんやけど、両脇が山やな。

東北道の東側は おさびし山。 西側は おたのし山。(私の認識)

西の山々は 雪が がっつり積もります。スキー場、温泉、小岩井農場、岩手山、

レジャー、観光で訪れたことある人多いんちゃうかな?

東の山々はどうか?どうなってんのかさっぱりわからんね。ひたすら山。

空海さんが、三鈷杵 投げつけてくれはったら、高野山こっちでもよかったんちゃう?

ってな山山山。

 

そのほぼ真ん中にあるのが早池峰山。そこにあるのが早池峰神社。

標高1917m 「へ」の字に似たり。

霊山で山伏たちが修行してました。女人禁制の山です。なんか怪しげや〜ん。

(現在は登山で人気。もちろん女子も登ります。)

遠野物語の中で、早池峰山で出会う山男やらの昔話がいっぱい出てくるけど、

山伏みたいに、山に入り混んでる人たちのことやろな。

 

その山伏たちが伝授した神楽が、早池峰神楽の始まりと、いわれてるねん。

 

こんな山の中で、500年以上原型を留めながら伝えてる神楽やねん。

なんか、ゾクゾクしませんか?

 

さて、「早池峰神楽」は

2009年にユネスコの無形文化遺産 に選ばれてます。

 

早池峰山の別の登山口にある神社で伝えられた

「岳神楽」「大償神楽」の二つを合わせて

「早池峰神楽」というねんけど、

この二つの神楽は「あ・うん」の舞いとか、

「オス・メス」の関係とか言われていて、

ほとんど同じ演目をやって、競い合ってはるねん。

 

室町時代には すでにあったみたいで、

その頃は修験者(山伏)のみで守られてきた神楽で、民家を回って舞ってたみたい。

 

そのうち、飢饉で山伏も民も立ち行かんようになると、民間人も祈りを込めて舞うようになったし、山伏も教えたとか。

 

花巻付近でも 山伏神楽チームがたくさんあるねんけど、もともとはこの岳と大償が伝わったものらしい。

 

近年の危機としては やはり戦争!

いろいろな書籍が焼かれたし、舞手もおらんようになったんちゃう?

 

今はどない?10年前に見たときより若い舞手がいっぱい出てきたし、

彼ら外国公演なんかもやれて ふつふつと、やる気出してるように見えたけどな。

 

 

早池峰神社の例大祭へ行く。

平成29年7月31日

 

麓に車を停めて、「奉納 早池峰神社」の真っ赤な旗と巨木が並ぶ山をトコトコ登っていきます。

神社の手前に、この舞台があります。

その隣にも建物があって、そこで飲み食いしながら神楽を楽しむことが出来るようになってます。

 

以前観た お正月の舞は別の場所だったので、今回本拠地での舞を見る心境。❤️

 

雨でした。早池峰神楽大ファンは 雨対策ばっちりで持参の椅子を並べてます。

私らは 今回 母も息子も連れてきてるから左の建物に。

この建物には2階があって、神楽見に来た人は泊まれるようになってます。

風呂もないんちゃうか?雑魚寝やろ?と、思って今回宿泊予約しなかったのですが、

風呂も入れて、個室があって、食事も出て、なかなか良さげでした。次回はここやな。

 

夕方17時から始まって23時までぶっ通し。前半岳神楽、後半大償神楽という構成。

 

早池峰神楽のカッコよすぎ❤️ポイントは

いくつもあるねんけど、

 

この黒々した幕が、まず かっこええやろ。

 

演目が始まりますと、

リズムが始まりまして、しばらくすると、

この幕を後ろから つかんで、思わせぶりにふりますねん。

けど、まだ出てこない!

下からチラ見せだけして引っ込んだり!

後ろ向きに出てきてみたり!

 

幕で遊びまくるわけですな。

もう、私の心も わしづかみです。

 

演目の途中で、幕の上から扇子がニョキっと出てきたのもあった。

 

ほんで、舞手が後ろに引っ込むときは 幕の前で方膝つけて、左に右に挨拶してさっと幕をひるがえして帰っていくねん。かっちょええ!

 

リズムやねんけど、笛と、太鼓と、鉦と、唄も入ります。

舞手とぴったり合っとって、気持ちい。

いつまでも聞いていたい。気を抜いたらトランス状態に なってしまいそうや。

 

早池峰神楽やる人たちは、舞も全部覚えてる、リズム隊も全部出来る。

というように、誰の変わりもできるように練習してるねんて。

 

山に住んではる神さん達が降りてきて、人と一体になって、舞う。

早池峰神楽、はじまりはじまり〜。

 

 

「鶏舞」とりまい

 

神楽の最初の演目として舞います。

 

場を清めてはるねんて。

 

イザナギ、イザナミでもあって、

雄鶏と雌鶏が仲良く国づくりをしてるところを 表してもいるねんて。

 

 

 

最初に幕から雄鶏が出てきて、雌鶏が出てきて、しばらく二人で舞ってます。

岳神楽では さらにカップルが出てきて、4人で舞っとった。

狭い舞台に、4人ギュウギュウなんがいいねん。

 

この後の猛々しい舞に比べたら、優しい女性的な踊りです〜。

男の人が舞う女性的な踊りがなんともええねん。

センスとすずを振りかざしながら、柔らかく膝を曲げ伸ばしするような舞です。

 

もう最初っから釘付けやん。

 

兜の鶏さんが、つぶらなお目目で わりとファンシーなお顔してるのもいいねん。

 

お面なし。

 

「翁舞」おきなまい

 

延命長寿の舞やて。

観にきてる方々の延命長寿を祈ってくれてるんちゃうかな。

昔は家々を回ってたんやから、

その家庭の方々の。

 

それから、

天岩戸の前で、天照大神を慰める舞ってことらしい。

 

お経的な唄が入ります。

いかにも翁。

能の舞でもよくある演目なんちゃう?こっちの方が、原型?

 

 

お面:白い眉、白いおヒゲが、伸び放題

青い着物が美しかった!後ろに松がドーンと描いてある。

 

「八幡舞」はちまんのまい

 

二人の神さん(八幡さま)が、

弓と矢でもって、

東西南北、悪霊を祓います。

皆さんの家から悪霊を祓います。

 

八幡さまは応仁天皇のこと。

応仁天皇とは誉田訳命

(ほんだわけのみこと)

 

八幡さまって、ところで誰?

っちゅう話ですが、調べてみたりすると、

また楽しいですぜい。ちょっと長くなるので、ここでは書かないよ。

 

さて舞ですが、だんだん激しくなってきます。

最初は 扇子で舞っていますが途中から弓矢を持って舞います。

若々しい男の子!って感じの舞いです。実際舞っていたのは若めでの方々でした。

 

お面なし。

 

屋根付きの部屋からみていたのだけど、もう、ムズムズしてきた!

カッパを着て、雨の中、舞台の近くまで行った。

たまら〜ん。

近くでみたら迫力でほんまに釘付け〜〜〜!

 

 

「山の神舞」

 

幕が揺さぶられる、

まだ出てこない!

 

出た〜

赤い面付き〜!

目は黄色!ウルトラマンや〜

 

山の神は

大山祇命(オオヤマツミ)

 

春は農業、山仕事の神として。

秋は山に帰り山を守る。

 

大償神楽の面は 「阿」の、

岳神楽の面は  「吽」の、口をしてるらしいが、今回は確認できず。

すんまへん。

 

途中で、面を外し、羽織っていたブルーの着物を脱ぎ捨てます。

ここからなんや、ざんばらの恐ろしげな髪型になった山神さんは 刀を振ってさらに激しく舞ます。(面をしてると視野が狭いから、危険やでな!)

途中で面をとって激しく踊るのことを「クヅシ」

おとろしげな髪型を「ザイ」っていうねんて。

 

刀は真剣、激しく舞っております!!

 

 

「小貎舞」こげいまい

 

貎を調べたら訓読みで「しし」

「獅子」の舞って感じやろか?

 

若者がジャニーズばりに

アクロバティックに舞いました。

神楽の舞にしっかりなっているので、ふぁ〜かっこいい!

観衆、やんややんや!

大いに沸く。

 

「こりゃ初めて見たな!」と、

鑑賞歴の長そうな

おじさんが口にしてたし、

珍しい演目やったみたい。

今回の目玉やったんちゃう?

早池峰神楽は 神事ではあるが、民衆を喜ばせる為の芸能の要素が強いのだ。

それも、ちょ〜渋いやり方で❤️

 

「五穀の舞」(女五穀の舞)

 

お!後ろ向きに出てきたぞ!

 

女の人です。

左の袖に右手も入れて、

反物広げて見せてるみたいな格好で舞う。

袖をくるくる腕に巻きつけてみて舞う。

 

よぉ〜着物で遊びはるわ。

 

この方、天照大神です。弟の月読命(ツクヨミノミコト)に五穀の種を探してくるように命じます。保食神の死骸から五穀の種を見つけた月読命、天照大神に渡すことが出来、良かった良かった、良かったね。

 

3人の男が出てきて、みんな同じ お面してるから、すごいシュールやねん。

真ん中の男が、月読命なんやろうけど、あと2人は誰〜?

家来みたいなもんやろか?

しかし、たぶんシュールさをねらったんちゃう?

もぅ〜おもしろすぎるやん❤️

 

面つけて舞うのを「ネリ」と、いうねんて。

 

「天降りの舞」

 

天孫降臨で登場する

猿田毘古神(サルタノヒコ神)

 であ〜る。

 

幕が、めちゃくちゃに揺さぶられる、

まだ出てこない。

 

チラ見え!

まだ出てこない。

 

はい、出ました!天狗〜!

 

抑え気味の激しさに、お茶目さが加わったダンス。

足をバタバタしてみたり、兜を振ってみたり、かわいらしさと色気を感じます。

ゆうなれば、渋いロックスター!にくいっ❤️

 

後半から、3人加わりました。

天孫降臨ってことは 高千穂を治める為に降った瓊瓊杵命(ニニギノミコト)と、

同行したウズメさんと、あともう一人誰やろ?

ニニギノミコト「なんか光ってるあそこに、怖そうなんがいるわ!」

ギラギラ照り輝く赤い顔、長い鼻の男に ウズメが ちょいとお色気で話しかけると、

「はいは〜い、道案内しようと思ってましてん!」と、サルタヒコ。

サルタヒコを 道案内に、無事 高千穂到着。

新しい国づくりが始まった。

 

ええよね〜。ウズメさん。すぐ裸になるんは困ったもんやけど、

陽気で、おおらかで、こだわりがなくて、めっちゃ好き。大阪におる友達思い出すねん。

 

「諷誦の舞」ふうしょう

 

荒舞の最も激しい舞。

やんややんや、

ヒューヒュー、

盛り上がってます。

 

諷誦(ふうしょう)とは

声を上げてよむこと。

呪文をとなえること。

と、あるね。

皆さんの為に、祈り、お経をあげてくれてる感じやろか?

 

雨尾羽張命(アメノオハバリノミコト)とか

その息子の建御雷神命(タケミガツチノミコト)とか?

雷神であり、武神。

なんや、そんな感じではある。

 

とにかく、ピヨ〜ンと飛ぶ、

激しく舞う。

 

途中から、

面を外しまして(クヅシ)、刀を両手に振り回しながら舞う。

真剣ですよってに、すごい練習を重ねるんやろね〜!

 

「権現舞」

ごんげんまい

 

はいはい、

岳神楽ラストを飾りますは

権現舞でございます〜。

 

この舞があってこその、早池峰神楽やねん。

 

山から下りてきた

神様が、人間にのり移る儀式(憑依)から始まって、尻尾担当の方と、それはそれは いいチームワークで舞ます。くるくる巻き付いたり ほぐれたり、

首をグングン振ったり、尻尾をグングン振ったり。

 

お獅子が めちゃかわいいねん。背がめちゃ高いのがいいねん。

黒々したお顔と、装束がいいねん。

お顔をクイっと、あごを首に寄せた姿がキュートやん❤️

犬でいうたら「ク〜ン」って、感じ。

ガガン、ガガン、と、歯を打ち鳴らすねんけど、なんかスカッとする。

これが、厄除け魔除け になるんやろね。

(早池峰神楽の翌日、八戸三社大祭で、40頭の一斉歯打ちをきくことになるんだが!)

ピィ〜、ピィ〜、幕の後ろから かわいい音がしています。

昔子供が歩くとサンダルがキューキュー鳴いてた、あの音みたいな感じ。

どうやら、獣、化け物が出てくると鳴るみたい。かわいい。

どんなもので鳴らしてるのか、探してみたけど、分からず。

 

最後は権現様の下を、選ばれたお客さんがくぐって、

「胎内くぐり」生まれ変わりの儀式となります〜。

 

パァ〜ッと広げた蜘蛛の巣みたいな装束。も〜美意識と遊び心の かたまりやん。

え〜な〜、早池峰神楽、ほんまにしびれる。

 

今回は「岳」の権現舞のみ みて帰りましたが、「大償い」の方ではお獅子が4頭くらい出るみたい。❤️

いづれみなくっちゃ。

 

 

最後に

 

この後、夜な夜な「大償い神楽」が、始まります。

「鶏舞」「翁舞」まで見て、雨がひどくなってきたし、おっかさんと息子も連れてきてるしで、帰ることにしました。ものすごく後ろ髪ひかれたけどな。

また来るでぃ。ってことで。

大償いの「鶏舞」に、くぎづけになった美少年がおって、

こんな山の中に美少年がいること自体びっくりやのに、早池峰神楽を舞ってるなんて!

三島由紀夫の世界やん。やべぇ〜。

わざわざ行った人だけの秘密ってことで、写真掲載しませ〜ん

 

山の中での黒々した怪しい魅力。

誰が考えたのか、くぎづけにしてしまう舞。

上半身は固く、あまり動かさない。主に膝の屈伸を使ったダンス。舞踏やな。

しかしこれ、伝承やからね。500年以上前からの!!

美意識と遊び心の結集。

日本人の、東北の人の感性に、わ〜い わ〜い わ〜い。

 

また行こっ

 

 

⚫️ オシラサマ 遠野

平成29年8月31日(月)

前日、久々に泊まった大沢温泉。

川沿いの露天風呂が、以前混浴だったところ、20時〜21時は女性タイムになっとった。

んで初めて入った。いうても、宿泊客からは丸見え。

女性タイムを 川向こうから見ると、男の裸と違って白くてヌルッとした体の線が際立って見えますな。イイもんです。

赤ちゃん抱いてる若いお母さんなんか、カッパ黄桜のカッパの裸みたいやわ。

 

さて、遠野に行きました。

遠野三山(早池峰山、六角牛山、石神山)に囲まれて、いきなり平地が広がります。

それが遠野。

京都の都に対して、平泉を中心とした別の文化圏があったわけだが、

その奥州藤原氏は 馬を遠野で育てさせとってんな。

(馬と、金の採掘で なかなか豊かやったわけやね。)

大きな家がありまして、馬と一緒に暮らせる曲り家が有名ですねん。

馬と遠野は切っても切れない仲やねん。

現在も「馬の里」いうて、乗馬体験したり、乗馬の市があったりする広大な施設ありますねん。馬飼ってる人も わりかしいはるねんて。馬好きには たまらんのちゃう?

こうなったら、馬で学校行ったり、仕事行ったりしたらいいな。

馬で普通に暮らす村として村おこししてほし〜な。な〜んて考える。

 

平泉の人たちと関わってたから、わりかし文化も発達してインテリも多かったんちゃうかな?んで、遠野物語みたいなもんが残っていくような土台が出来たんちゃうかな?

柳田さんの前に文章残してはる佐々木鏡石さんは宮沢賢治さんと仲良しやったらしいわ。

 

かと思えば、おババの占いで物事決めたり、60歳!(苦笑い)になったら姥捨されたり、

土俗習慣が色濃くて、アフリカとか、インドとか変わらんなぁ。

 

伝承館の曲家の中にある「オシラサマ」が面白怖い!と思った。

写真に文章が載ってるので読んでみて。

馬と少女が天上へ飛んでいって神様になってしまったのがオシラサマ

寺山修司か!というような写真が飾ってあって、なんともいえん気分になる。

怖い、面白い、エロい、怖い、面白い、

蚕の神だったり、女性の病気を治す神様だったり、子供の健康を祈る神様だったり、色々各地で違うようです。

形としては 割り箸くらいの長さの棒に馬の顔か、人型の丸顔がついていて、

布を着せてあります。

なんか、写真に撮るのが怖かったので、ちらっと写ってるのを見てね。

 

イタコがオシラサマを操って、今年を占うらしいねん。

喋らせたり、踊ったり!憑依してるってことなんやけど、

私、いつも縫いぐるみ遊びして喋ったり踊らせたりしてるからね、苦笑い。

 

 

⚫️ 花巻の兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)ー成島毘沙門堂

平成29年7月30日(日)

 

新聞の片隅に載っていて、毘沙門様の どっしりかわいらしい様子にラブ❤️

 

「早池峰神楽」「八戸三社祭の一斉歯うち」を見ようと北上する途中立ち寄ってみたよ。

「毘沙門様の町」として道案内が あちこちあるからすんなり行けます。

山に上がっていって神社到着。町を見下ろし素晴らしい景色。

あちこちに植えてある 薄水色の紫陽花が、雨上がりで しっとり綺麗。

 

神社を右に進むと、土俵があって、そこでベビー達の泣き相撲大会があるんやて。

さらに、右へ進むと、古いお堂とかわいらしい狛猿。

このお堂に毘沙門さまが、いらしたらしいんやけど、国重要文化財になってからは

コンクリートの建物に引っ越しはったらしい。

せやけど、この古いお堂には かわいらしい絵や、剣がいっぱい飾ってあって、

隅々まで楽しい。

かわいらしい木の「お手手」は 触ってよくて、頭が良くなるようになでつけます。

 

お堂を出て、山手に少し歩くと、

小さい祠に足だけズンと入ってるねん。

毘沙門様の足に、味噌を塗って願掛けするねんて。おもろい!

宮沢賢治さんも おもろい思て、詩にしてる。

 

さらにちょい進むと、コンクリートの建物。いよいよ仏像に会えます。

入場料 大人500円

写真撮影禁止ということで、絵にしましたが、検索したら写真出てくるから、

興味ある方は ぜひ観て欲しい。

 

大きいです!ケヤキの一本造りで5m近くあります。

新聞の写真でマジンガーZみたいやと、思ってたけど、まさに!

平安中期の作品やて。よくぞ残っててくれた。

怖い かわいいお顔も、すごくいい。

デビルマンみたいな髪型もいい。

大きな ぶっとい体が少し揺らめく形なのもいい。

 

左右に鬼が従って座ってます。

腰つきが丸くもっちゃりしている。

ピースを交差させた腕は細くて、ちょっといい加減なつくりがいい!

 

後ろにいらっしゃる伝吉祥天立像は さらに古い9世紀のもの。

毘沙門天の奥さん説も。

繊細なつくりで、こちらも国重要文化財。(写真なし!ごめんなちゃい。)

 

兜跋毘沙門天って、なに?とか、

アテルイと戦った坂上田村麻呂を表してるとか、調べると色々つきないねんけど、

私のレポートは こんなもんで。

 

 

⚫️ 栗原「みちのく神楽大会」

平成29年7月16日(日)

いつもはファミリー又は 夫と二人で出向くのだけど、

今回夫は羽黒山で山伏修行中!!(これまたディープ東北オモロイな。)

息子もおらん。

ポールちゃんで独りドライブ 4号線をひたすら北上。

栗原市築館城生野 旧富野小学校

このボワンとした住所が、グーグルマップでナビできひん。

4号線を左に入っててきとうなところで、畑をやってるオジィさんに道を聞いた。

「なんか、目印になるような建物無いですか?」

「う〜ん、農機具の会社があって、そこを左。あと、モーテルがその奥にあって〜」

たしかに、トラクターの会社と、モーテルあった!

しかしジィさん たぶんこのモーテルつことったな!そやないと気付かんで!やるやん!

 

「富野小学校」で、あっさりナビもできた。

ヴェルヴェットアンダーグラウンド聞きながら走った。

ギターのノイズが 神楽の太鼓と手平鉦(てひらがね)のリズムにとって変わった(笑)

なんとか到着。9時から16時くらいまでの催し、11時くらいから見ることができた。

 

先日のあやめ園での演目と重なってるとこがあって、おさらいになった。

今回の神楽は 小学生中学生などなども出てきて、神楽をつないで行こう!という栗原の気合が感じられましたよ。

 

トリの、「大蛇退治」は以前イラストにしたものとは演出が随分違って、

大蛇が天井につるされ、紐をうまく使って、樽から酒をのんだり、暴れたり、

挙句に首を切られて、血しぶき撒き散らす!といったド迫力演出。

 

大衆演芸みたいやな。ウルトラマンショーでもある。

民謡の要素も強く、女性で金沢明子さんみたいに唄の上手な演じ手さんは大人気でした。

ふむ、栗原近辺の神楽の特徴がわかってきたで。

大衆に喜んでもらう神楽として発展してきたんちゃう?

おっちゃんらが、わいわいお弁当食べながら観るような。

神事としての要素は 少ないな!と、思ったよ。

 

ズラや、お面が売っとった。

ズラが欲しいと思った。

 

⚫️ 一迫山王史跡公園「あやめ祭り神楽大会」

平成29年7月2日

 

最初の「翁舞」見逃した!

2番目「天の岩戸開」は 途中から観られた。

この演目は高千穂でも観たから表現の違いを楽しんだ。

色んな化け物、いや神さんが出てきたからうれしい。

3番目以降7番目最後までの演目は とおしになっていて「曽我物語』

どんなお話しか、しらんかったから、後日イラストにしながら整理した。

歌舞伎などでも扱う「仇討ちもの」として有名なお話しやねんて。

画像検索してみたら、国芳の絵とか出てくるしオモロイよ。

 

面白かったんは 舞台袖で、くつろいでる演じ手さん。

おかぁさん役やねんけど、黒い着物に黒いズラ、お面だけ取ってはんねんけど、

背は高い、ヒゲは黒々はえてる、左手には人形「赤子の箱王丸」を抱っこして!

んで タバコ吸ったはんねん。

しびれたね。

お客さんは ほとんどジィさん。少しバァさん。中には幼児も観に来ていて

「おじぃちゃん、がんばって〜❤️』コール。

屋根付きゴザの上で、お弁当食べたり呑んだりしながら。

 

帰りに史跡公園歩いとったら、どこぞのおバァちゃんが 尻を出していた。

キャッ 野ションベンかっ!

トイレあるのになぁ〜。いつも畑の脇でしてはるんやろなぁ〜。

おおらかといいますか〜

 

 

⚫️ 加美町中新田町 「火伏せの虎舞」

平成29年4月29日(祝)

日に日に葉っぱが出てきて、最高に美しい季節がやってきた。

東北の新緑は 白っぽい葉っぱの色で、春が来るたび びっくりする。

絵の具で新緑を表そうおもたら、緑に白をたっぷり混ぜて、

ちょんちょんちょんと描きますねん。

 

左側に船形連峰、前方に栗駒山。

車の窓を開けたら、張ったばかりの田んぼにカエルがないてます。

コロコロコロ。コロコロコロ。

 

中新田花小路商店街。

道が広くて、造り酒屋、衣料品店、呉服屋などなど活気あります。

生きている商店街やん!

その通りの真ん中に、黒々した建物がありまして、そこが虎ちゃんの舞台らしい。

これは虎舞用に建てた建物やな。丁度良い屋根の傾斜、高さ、黒々した色。

黄色い虎ちゃんが舞う最高の舞台やん。

 

その建物の前に、見上げる形で人々は集まってます。

 

出てきました。屋根に3頭。中学生くらいの虎ちゃんのようだよ。

丁度息子と同じ年くらい。この街で生活しとったら息子も虎ちゃんやっとったかも。

二人一組、獅子舞風の黄色い虎ちゃんは平べったいお顔で3頭とも違う造作。

青空と竹をバックに、お囃子に合わせて、左右にお顔が動きます。

尻尾は 細い棒状で、まっすぐ空に伸びて、ピロピロ揺れてます。

その尻尾からクマンバチが逃げていきました。

のどかなり。

屋根のもう一段高いところにも、虎ちゃんが登りました。

こっちは高校生らしい。

 

なんで屋根に虎ちゃん登ったんやろな?と、思ったら これは「火伏せまつり」

なるほどな。

 

屋台もいっぱいでてました。

りんご飴食べながら、立ち止まって買うか迷ったものがある。

「鉄魚」この地方だけの魚。金魚くらいの大きさ。

色は地味だけど尾っぽがヒラヒラ長くて素敵。

 

あとで、中新田出身の友達に聞いたところによると、

「金魚と一緒にしたら食べるよ!」やて。飼わんでセーフ。

 

⚫️ 宮城塩釜神社 「塩釜帆手祭り」

平成29年3月10日

塩竈神社の長い長い階段(表坂)を神輿が降りてくる!というので、

平日 女友達3人で出かけた。

「荒神祭」と、聞いていたから神輿が駆け下りるんかと思ったら

そろ〜り、そろ〜り、当たり前や1トンあるねんて。

むしろ、ゆっくり真剣そのものの担ぎ手さん達に感動することに。

 

表坂上で儀式があって、法被着たお兄さんによる「纏い振り」が、かっこええ。

パラッ,パラッっと、布があたる音が気持ち良い。

同行の女が「あのおにいさん素敵❤️」やて。

祭りの威勢のいい男は 楽しみの一つですな。

 

長い長い表坂 階段(202段)脇には 観光客がびっしりです。

私らも そちらに移動。

 

雅な生(ナマ)雅楽に合わせて、白い装束黒い烏帽子の氏子さん達が

一致団結して、そろーり、そろーり神輿を下ろしていきます。

一歩間違ったら命も危険な階段です。真剣そのものに しびれます。

 

神輿はどんどん下り、下に到着したら、「カンカンカ〜ン」鳴り物の音がしました。

到着の合図なんやて。隣におった地元のおばちゃんが解説してくれた。

 

ここで、わたしら女3人、塩釜のうまいピザ屋に向かう。

 

あとで調べたら、神輿は下で、あっちにこっちに引き廻す「荒神」となるんやて。

それから、この神輿は街中を練り歩いて、

またこの階段を 夕暮れ松明の中、登ってくるらしいねんけど、

そこもまたハイライトやねんて。

 

しかしこの祭りは3月10日やん、11日には震災やからね。

塩釜を見渡せる高台の塩竈神社から、祭りの翌日 どんなもんが見えたやろか?

 

 

⚫️ 八戸「えんぶり」

2017年2月18、19日

 

土曜の午後から、八戸に向いて出発。

先週の「水かぶり」でみかけた雁や白鳥を楽しみにしていたのに おらん。

ひょっとして、すでにシベリアに向かってしもたか!

しかし、岩手あたりまで来ると、いるいる〜、V字で飛んでる〜!

宮城より寒いから、少しゆっくり帰りはるんやな〜。

 

東北道左手、岩手山は シルエットになっている。もう暗い。

3時間半くらいで八戸到着。

直接「八戸市庁本館前市民広場」へ。「かがり火えんぶり」へ。

 

わ〜い、いるでいるで、馬みたいな烏帽子があっちにこっちに 突き出てる〜。

 

周りにぐるり、せんべい汁や串焼き肉、チョコバナナの屋台が囲んだ広場では

3つか4つのチーム?が すでにジャカジャカやってます〜。

突き出た馬の烏帽子3頭が右向き左向き。わ、わ、わ、踊ってるでぇ!

祭りのチームは大所帯。

 

それらを囲んで、見物人もうようよ。人と音と屋台の匂い ごった返してまっせ〜。

ところどころに、かがり火が置かれてまして、なんかええ感じ〜。

ワクワク、ドキドキ❤️

 

ちょうど、これから始めるチームに出くわした。

「豊年祭」と書かれた赤い旗を先頭に、馬の烏帽子、可愛らしい雪国キッズぞろぞろ、恵比寿様みたいなんや、大黒さんみたいなんや入ってきた。

陽気なお囃子の 太鼓、笛、鳴り物、唄い手など引き連れて入ってきた。

総勢30人くらいはおったかな。

予備知識も入れぬまま鑑賞が始まった〜。

 

*田の神を起こし、春を呼ぶ 太夫

馬風の烏帽子、黒々した長めの法被、藁のブーツ、手には飾りのついた棒

3人の男がエンジン切って舞始めた。

畑を耕してるような踊り、頭を振っているのが馬っぽい。

 

*大黒の舞

金ピカの生地のもんぺ上下。大黒帽子、打ち出の小槌、

白塗りの化粧をしてもらった 可愛らしい子供らが舞う。

 

*祝福芸

直径30cmくらいの銀の輪っかを幾つか持ったおじさんが出てきた。

輪をつなげてみせたり、龍みたいな形を作ってみせたり。

 

*祝福芸

5人のおばさんによる南京玉簾。「五輪」とか「富士山に日がのぼる〜」とか。

お正月みたい、めでたい!

 

*恵比寿の舞

恵比寿さまが、竿を持って釣り人の舞。口上もあって面白い。

竿から伸びた釣り糸が、客席にまぎれた仲間の男がひっぱる。

恵比寿さま、魚と格闘する!

男がピンピン糸を引っ張る!

恵比寿さま カゴから餌(キャンデー)をまく!

ピンピン。

わ〜い、釣れた釣れた、鯛が釣れた。今年の八戸漁港も大漁だ!めで鯛!

 

何度か合間に、馬烏帽子の舞が入ったが、だいたいこんな感じで

流れるように演目が繰り広げられ、終始お囃子と口上が盛り上げている。

チーム退場。

 

2日目、昼間、街の通りでお囃子が聞こえた。

追っかけていくと、仏壇屋さんにチームが入っていった。

仏壇屋さんが、どうぞ入って入って〜と、言うてくれたので、ぐいぐい いい場所に入った。

一連の演目を全部みた。恵比寿さまが子供だったりと、編成の違いはあるのだけれど、

だいたいは昨日と同じように繰り広げられた。

 

まだ観たい!

 

史跡 根城へ。

それにしても凍てつく寒さ。水分を含んだ土は霜柱で浮き上がっている。

そんな中で、一連の鑑賞。何度見ても馬の男衆の踊りは素敵やわ。

ここでは カメラ撮影会などもあって、可愛い子供は大人気だった。

 

冷え切った。やっぱり八戸の寒さはキョーレツ。

 

豊作祈願の祭り、春を呼ぶ「えんぶり」

老若男女でチームを作って、子供も本気でやっているのが気持ちよい。

4日間にわたってあっちでこっちで舞う。

八戸の情報発信基地「ハッチ」の中でも、えんぶり衣装を着てみるイベントや、

えんぶりに関する展示がいっぱい。

八戸の大きな、重要な祭りであることがわかった。

豊作、豊漁は ほんま 人々の祈りやもんな〜。

めでたいお祭りやった。ええ年になりますよ〜に〜。

 

⚫️ 宮城県登米市米川で、神楽

「水かぶり」を見た後、法輪山大慈寺山門広場 まで歩くと、

お神楽も観られました。

 

「金売吉次兄弟」ー登米市石越 長下田(なげた)神楽

出演:金売吉次3兄弟、盗賊熊坂長範、牛若丸

 

3兄弟のぶっとんだ髪型にときめく❤️

後で金売吉次兄弟について、調べたら、平家物語あたりに出てくる兄弟で、

奥州では金がとれたんやけど、それでうまいことやった兄弟っちゅうことで

あやかりたい人!

大阪でいうたら「ビリケンさん」、仙台でいうたら「仙台四郎さん」みたいな

存在なんちゃうかな?

実在したかは あやしいねんけど、なんと福島には 墓まであるやん!

これは ぜひ行ってみたい。その墓がかわいいねんけど、この墓のイメージが神楽の兄弟の髪型になったんちゃうの?と、思ったりしてます。どやろか?

 

「大蛇退治」ー登米市中田 日高流浅部法印神楽(あさべほういん)

出演:テナヅチ、アシナヅチ、クシナダヒメ、スサノオノミコト、ヤマタノオロチ

 

オロチの表現が面白かった。笹をお尻にフサフサはやして、はじめはお顔を隠している。

場外乱闘まであって、オロチが、お客さんにチョッカイ出してきたり!

息子はほっぺたグリグリやってもらってた。なんかメデタイ感じ。

 ホッホッホ、たのし〜い

 

⚫️ 宮城県登米市米川「水かぶり」

2017年2月12日撮影

雁、白鳥が あっちでこっちで V字型に飛んでいる。

広い広い平野。乾いた田んぼに群れなして ついばんでいるグループも。

そんな風景の登米市を車で走る。

 

着いた!臨時駐車場も用意されてるから、かなりの人が来るようだ。

交通整備にあたっている地元のおじさんに道を聞いた。

「ここさいくと、道路っコあるから、そこさ まんがってぇ〜。」

 

古い味のある郵便局を見ながら、広い通りをお寺方面に進むと、

地元の方々、カメラマン、小学生の集団、老人ホームからのお年寄りが

がっつり並んで 楽しみにしている。

 

ざわついてきた!

チンコロチンコロ鳴り物と、「フォーフォー」と、奇声。

お顔に煤を塗り、藁づと納豆みたいな集団が、大通りをやってきた。

 

キタキタキタでぇ〜。盛り上がる。

 

通りには水桶が用意されていて 藁づと集団がその水を建物にぶっかけて回る。

これは 火伏せのまつりである。

 

藁づとの一部を持ち帰り、屋根の上に上げておくと、その1年火事から守ってくれる。

と、いうわけだ。

んで、地元の方々も、観光客も、藁づと集団を追いかけまわし、藁を剥ぎ取る。

どんどん剥がされて、ほとんど裸の兄ちゃんが面白い。

「やめれってば、もう、なにもねぇってば!」残った藁に食い下がる人。

寸劇を繰り広げている。

 

わっはっは〜、愉快愉快。

田舎のまつり、のどかなことよの〜。

 

私も、ちょっぴり藁、いただきましたよ❤️

 

まつり終わって神楽もみた帰り待ち、自転車に乗った制服の高校生とすれ違った。

「こんにちは〜」礼儀正しいけど、顔が煤で黒い。

はは〜ん、この高校生 藁づとの中身。

 

山形の「カセドリさん」とは 似て非なるお祭りですが、

こちらの藁づとは 適当に作ってありますね。頭のてっぺんも自由な感じ!

 

⚫️ 山形県上山市「カセドリ」

2016年2月11日撮影

「カッカッカーのカッカッカー」と、言ひながら 藁づと集が練り歩く。

バケツの水をぶっかけられたりするから、しまいには藁づとから飛び出た腕は 真っ赤っか。

年によっては 積雪の中を練り歩くのだから、寒いやろね〜。きれいやろね〜。

 

きれいな藁づと装束は 作り手が減っている。

藁づとになりたい人は多いけど、装束の作りが間に合わない。ってな話。